1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

千葉市美術館

千葉市美術館は、千葉市の美術館(1995年、大谷幸夫)。昭和初期に銀行として建てた既存の建物の全体を、新しい建物で覆う「鞘堂(さやどう)」という日本古来の方式で整備した。設計は大谷幸夫。

千葉市美術館の写真
写真:のどごし隊長 (talk)/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者大谷幸夫
所在地千葉県
年1995年
問われる点旧銀行を新築の建物で覆う「鞘堂」方式
出題2021年 問17

覚え方

保存の手法で覚える。容積を周りへ売ったのが東京駅、新築で外から覆う鞘堂が千葉市美術館、中にガラスの箱を入れたのが富岡製糸場、免震レトロフィットが香川県庁舎、外付けの骨組みが山梨市庁舎。

千葉市美術館富岡製糸場西置繭所新しい建物古い銀行外から覆う(鞘堂)古いレンガの建物ガラスの部屋中にガラスの箱を入れる
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ刀を鞘に納めるように、古い建物を新しい建物の中に丸ごと納める。だから「鞘堂」。富岡製糸場はその逆で、古い建物の中にガラスの箱を入れる。

千葉市美術館旧銀行を新築の建物で覆う「鞘堂」方式
富岡製糸場西置繭所古い建物の内側に、ガラスで囲った鉄骨の部屋(ハウス・イン・ハウス)

本番ではこう出た

2021年の問17に、正しい記述として出た(昭和初期の銀行の全体を新築の建物で覆う「鞘堂」方式)。

確かめる

「古い建物の内側に、ガラスで囲った鉄骨の部屋(ハウス・イン・ハウス)」はどれ?

保存の手法と作品

保存・再生は「どんな手法で残したか」が問われる。手法と作品を1対1で。

容積を周りへ売る東京駅丸の内駅舎
未利用の容積を周辺に移し、その費用で復原
新しい建物で覆う(鞘堂)千葉市美術館昭和初期の銀行を、新築の建物で丸ごと覆う
中にガラスの箱(ハウス・イン・ハウス)富岡製糸場西置繭所
鉄骨とガラスの部屋で耐震補強
免震レトロフィット香川県庁舎
ピロティとロビーを残して免震化
外に骨組み(アウトフレーム)山梨市庁舎
工場をPCaのアウトフレームで耐震改修
保存+増築・一部建替えロームシアター京都
旧京都会館(前川國男)を残して機能拡充

豆知識

旧川崎銀行千葉支店を、新しいビルの中に包み込んで保存した「鞘堂(さやどう)」方式。

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出典:Wikipedia「千葉市美術館」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日