1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

旧富岡製糸場 西置繭所

富岡製糸場西置繭所は、群馬県の旧富岡製糸場の西置繭所(2020年に保存修理)。1階の内部に、壁と天井をガラスで囲った鉄骨造の部屋(ハウス・イン・ハウス)をつくって耐震補強し、創建時からの壁や天井の痕跡をガラス越しに見せた。

旧富岡製糸場 西置繭所の写真
写真:Suikotei/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

所在地群馬県
年2020年
問われる点ガラスで囲ったハウス・イン・ハウスで耐震補強
出題2026年 問17

覚え方

保存の手法で覚える。容積を周りへ売ったのが東京駅、新築で外から覆う鞘堂が千葉市美術館、中にガラスの箱を入れたのが富岡製糸場、免震レトロフィットが香川県庁舎、外付けの骨組みが山梨市庁舎。

千葉市美術館富岡製糸場西置繭所新しい建物古い銀行外から覆う(鞘堂)古いレンガの建物ガラスの部屋中にガラスの箱を入れる
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ古い建物の中に、ガラスの箱をもう1つ入れる(家の中の家)。千葉市美術館の鞘堂は逆で、古い建物の外側を新しい建物で覆う。

富岡製糸場西置繭所ガラスで囲ったハウス・イン・ハウスで耐震補強
千葉市美術館古い銀行の全体を、新築の建物で外から覆う「鞘堂」

本番ではこう出た

2026年の問17に、正しい記述として出た(1階の内部にガラスで囲った鉄骨造の部屋=ハウス・イン・ハウスで耐震補強・痕跡がガラス越しに見える)。

確かめる

「古い銀行の全体を、新築の建物で外から覆う「鞘堂」」はどれ?

保存の手法と作品

保存・再生は「どんな手法で残したか」が問われる。手法と作品を1対1で。

容積を周りへ売る東京駅丸の内駅舎
未利用の容積を周辺に移し、その費用で復原
新しい建物で覆う(鞘堂)千葉市美術館
昭和初期の銀行を、新築の建物で丸ごと覆う
中にガラスの箱(ハウス・イン・ハウス)富岡製糸場西置繭所鉄骨とガラスの部屋で耐震補強
免震レトロフィット香川県庁舎
ピロティとロビーを残して免震化
外に骨組み(アウトフレーム)山梨市庁舎
工場をPCaのアウトフレームで耐震改修
保存+増築・一部建替えロームシアター京都
旧京都会館(前川國男)を残して機能拡充

豆知識

1872年開業の日本初の本格的な機械製糸工場。世界遺産。

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出典:Wikipedia「富岡製糸場」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日