1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

円覚寺舎利殿

円覚寺舎利殿は、鎌倉の円覚寺にある、禅宗様の代表。垂木を扇形に広げる扇垂木と、柱の上だけでなく柱と柱の間にも組物を置く詰組をもつ。

円覚寺舎利殿の写真
写真:Fg2/Public domain(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式禅宗様
所在地神奈川県
問われる点扇垂木と、柱間にも組物を置く詰組
出題2023年 問2、2026年 問2

覚え方

鎌倉時代に入った2つの様式は、お寺の名前と様式の名前がそろう。禅宗の円覚寺が禅宗様(扇垂木・詰組)、大仏の東大寺が大仏様(挿肘木・化粧屋根裏)。

禅宗様(円覚寺)大仏様(東大寺)軒の隅を下から詰組:柱の間にも組物扇垂木:垂木を放射状に貫挿肘木:柱に挿して軒を支える柱の間に組物を置かない
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ様式の名前は、使われたお寺から付いた。禅宗の寺に使われたので禅宗様、東大寺の大仏殿の再建に使われたので大仏様。

円覚寺舎利殿扇垂木と、柱間にも組物を置く詰組
東大寺南大門柱に挿し込んだ肘木(挿肘木)で軒を支える大仏様。天井を張らない化粧屋根裏

本番ではこう出た

2回出ている。2023年の問2では、大仏様の説明(化粧屋根裏・柱の上に組物を置かない・挿肘木)が円覚寺舎利殿の名前で出され、誤りの選択肢になった。2026年の問2には、扇垂木と詰組の禅宗様として、正しい記述で出た。

確かめる

「柱に挿し込んだ肘木(挿肘木)で軒を支える大仏様。天井を張らない化粧屋根裏」はどれ?

同じ分野の作品(日本の歴史)

試験に出る241作品を、
スワイプで覚える

写真や説明から作品を当てる4択です。間違えたものは、あとでもう一度出てきます。まずは10問で、いまの予測スコアを。

10問で予測スコアを出す(無料)

出典:Wikipedia「円覚寺」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日