1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

妙喜庵 待庵

妙喜庵待庵は、京都府大山崎町の妙喜庵にある茶室(16世紀末)。千利休好みの、二畳隅炉に次の間をもつ草庵茶室で、現存最古の茶室。設計は千利休。

妙喜庵 待庵の写真
写真:Culture Relics Foundation 文化財協会/Public domain(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者千利休
様式草庵茶室
所在地京都府
年16世紀末
問われる点二畳隅炉。現存最古の茶室
出題2015年 問2、2023年 問2

覚え方

茶室は「誰の・どこの・何畳か」。二畳の草庵が待庵(利休)、書院に付いた四畳半台目が密庵、円窓の袖壁が如庵(有楽斎)、中敷居の障子が忘筌(遠州)、茅葺の田舎家が桂離宮の笑意軒。

待庵(平面)忘筌(縁先)次の間畳畳二畳+隅炉(赤)庭が見える中敷居(赤)の上に障子、その下が開く
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ待庵は、千利休が作ったと信じられる唯一の現存茶室で、日本最古の茶室建造物。広さはたった二畳。

妙喜庵待庵二畳隅炉。現存最古の茶室
如庵織田有楽斎の茶室。円窓の袖壁、躙口を正面に見せない

本番ではこう出た

2回とも正しい記述として出た(2015年の問2・2023年の問2)。「二畳」「利休」「草庵」がそろっていれば正しい。

確かめる

「織田有楽斎の茶室。円窓の袖壁、躙口を正面に見せない」はどれ?

茶室の見分け方

茶室は「誰の・どこの・何畳か」で見分ける。2015年は、桂離宮の茶屋の説明を密庵に付け替えてきた。

草庵(16世紀・利休)妙喜庵待庵二畳隅炉に次の間。現存最古の茶室
書院風(17世紀)龍光院密庵
書院に接続した四畳半台目
17世紀・織田有楽斎如庵
円窓の袖壁。躙口を正面に見せない
書院風(17世紀・小堀遠州)孤篷庵忘筌
縁先の中敷居の上に障子、その下が開く
田舎家風(江戸時代)桂離宮笑意軒
敷地南端。茅葺寄棟と深い土庇

豆知識

千利休が作ったと伝わる、わずか2畳の茶室。現存する最古の茶室で国宝。

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出典:Wikipedia「妙喜庵」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日