1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

春日大社本殿

春日大社は、奈良の神社で、本殿が春日造の代表。切妻造・妻入で、正面の柱間は1間。前に片流れの向拝を付け、丹塗り(朱色)にした。

春日大社本殿の写真
写真:Nekosuki/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式春日造
所在地奈良県
問われる点切妻・妻入、正面1間で丹塗り
出題2019年 問2

覚え方

妻入(三角の側が正面)の神社は2つ。正面1間に向拝が付くのが春日造、2間×2間で入口が片側に寄るのが大社造(出雲)。

平入:屋根の長い側(平)が正面神明造(伊勢神宮)流造(上賀茂神社)妻入:三角の側(妻)が正面大社造(出雲大社)春日造(春日大社)横から掘立柱・両端に棟持柱横から前前の屋根を延ばして向拝2間で入口は右の片側正面1間・向拝・丹塗り
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ三角の破風を正面に向けて、手前に庇(向拝)を差し出す形。庇と大屋根はひと続き。1棟だけで、2棟をつなぐ形ではない。

春日大社切妻・妻入、正面1間で丹塗り
出雲大社同じ妻入。2間×2間で、入口が片側の左右非対称
日光東照宮本殿と拝殿を石の間でつなぐ権現造

本番ではこう出た

2019年の問2で、誤りの選択肢になった。「春日大社本殿は、本殿と拝殿との間を石の間でつないだ権現造」という文で、権現造の説明に春日大社の名前を付けたもの。本当は1棟の春日造(切妻造・妻入・正面1間・丹塗り)。

確かめる

「2間×2間で、入口が片側の左右非対称」はどれ?

神社の6つの様式

様式の名前と代表の神社はセットで出る。まず入口の向き(平入・妻入)で4つを2つずつに分け、残る2つは「2棟をつなぐ」形。

平入伊勢神宮 内宮正殿(神明造)
掘立柱・2本の棟持柱。まっすぐな屋根
賀茂別雷神社(流造)
前の屋根を長く延ばして向拝に
妻入出雲大社(大社造)
2間×2間。入口が片側で左右非対称
春日大社(春日造)正面1間に向拝。丹塗り
2棟をつなぐ宇佐神宮(八幡造)
前殿と後殿を相の間で
日光東照宮(権現造)
本殿と拝殿を石の間で

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出典:Wikipedia「春日大社」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日