1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

アーヘンの宮廷礼拝堂

アーヘンの宮廷礼拝堂は、カール大帝の宮殿の礼拝堂。八角形の身廊のまわりを十六角形の周歩廊が囲み、身廊の上にドーム状のヴォールトをかけた集中式。

アーヘンの宮廷礼拝堂の写真
写真:CEphoto, Uwe Aranas/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式カロリング朝
所在地ドイツ
年800年頃
問われる点八角形の身廊を十六角形の周歩廊が囲む集中式
出題2019年 問3

覚え方

集中式(中心のまわりに広がる平面)は2つ。八角形を十六角形が囲むのがアーヘン、ギリシア十字にドーム5つがサン・マルコ。

サン・マルコアーヘンシュパイヤーヴォルムスギリシア十字・ドーム5つ八角形を十六角形が囲むラテン十字・三廊式東西の両端にアプス・塔6つ
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ8の倍数で覚える。内側の身廊が八角形、外側の周歩廊がその倍の十六角形。

アーヘンの宮廷礼拝堂八角形の身廊を十六角形の周歩廊が囲む集中式
サン・マルコ大聖堂同じ集中式。ギリシア十字形にドーム5つ

本番ではこう出た

2019年の問3に、正しい記述として出た(八角形の身廊・十六角形の周歩廊・ドーム状のヴォールト・集中式)。同じ問題の誤りはサン・ピエトロ大聖堂で、アミアン大聖堂の説明が付けられていた。

確かめる

「ギリシア十字形にドーム5つ」はどれ?

平面で見分ける西洋の聖堂

西洋の聖堂は平面の形がそのまま問われる。十字か、多角形か、廊がいくつか。

集中式サン・マルコ大聖堂(ビザンツ)
ギリシア十字に5つのドーム
アーヘンの宮廷礼拝堂八角形の身廊を十六角形の周歩廊が囲む
ロマネスクシュパイヤー大聖堂
ラテン十字形の三廊式バシリカ
ヴォルムス大聖堂
東西両端にアプスの二重内陣。塔が6つ
ゴシックアミアン大聖堂
三廊式。周歩廊と放射状の祭室
パリのノートルダム大聖堂
五廊式。二重周歩廊・バラ窓・双塔

豆知識

カール大帝の宮殿の礼拝堂で、大帝自身もここに眠る。約600年間、30人の皇帝がここで戴冠した。

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出典:Wikipedia「アーヘン大聖堂」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日