1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

ヴォルムス大聖堂

ヴォルムス大聖堂は、ドイツにあるロマネスク様式のバシリカ。東西の両端にアプスを向かい合わせた二重内陣をもち、東西の内陣と交差部に合わせて6つの塔が立つ。

ヴォルムス大聖堂の写真
写真:不明/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式ロマネスク
所在地ドイツ
年12世紀
問われる点東西両端にアプスを対置した二重内陣と六つの塔
出題2016年 問3

覚え方

ドイツのロマネスク2つは内陣で見分ける。東西の両端にアプスを向かい合わせた二重内陣がヴォルムス、内陣の前に袖廊を置いたラテン十字がシュパイヤー。

サン・マルコアーヘンシュパイヤーヴォルムスギリシア十字・ドーム5つ八角形を十六角形が囲むラテン十字・三廊式東西の両端にアプス・塔6つ
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ「二重内陣」の二重は、東と西の2か所という意味。アプス(半円の張り出し)が建物の両端にある。塔は6つ。

ヴォルムス大聖堂東西両端にアプスを対置した二重内陣と六つの塔
シュパイヤー大聖堂内陣の前に袖廊を置いたラテン十字形の三廊式バシリカ

本番ではこう出た

2016年の問3に、正しい記述として出た(東西両端のアプス・二重内陣・側廊・六つの塔・ロマネスク)。同じ問題の誤りはピサ大聖堂で、フィレンツェ大聖堂の説明(世界最大級の石積みドーム)が付けられていた。

確かめる

「内陣の前に袖廊を置いたラテン十字形の三廊式バシリカ」はどれ?

平面で見分ける西洋の聖堂

西洋の聖堂は平面の形がそのまま問われる。十字か、多角形か、廊がいくつか。

集中式サン・マルコ大聖堂(ビザンツ)
ギリシア十字に5つのドーム
アーヘンの宮廷礼拝堂
八角形の身廊を十六角形の周歩廊が囲む
ロマネスクシュパイヤー大聖堂
ラテン十字形の三廊式バシリカ
ヴォルムス大聖堂東西両端にアプスの二重内陣。塔が6つ
ゴシックアミアン大聖堂
三廊式。周歩廊と放射状の祭室
パリのノートルダム大聖堂
五廊式。二重周歩廊・バラ窓・双塔

豆知識

シュパイヤー・マインツと並ぶ、ライン川沿いの「皇帝大聖堂」。赤い砂岩で建てられている。

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出典:Wikipedia「ヴォルムス大聖堂」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日