1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ聖堂

サン・カルロ聖堂は、ローマにある、ボッロミーニの設計したバロックの聖堂。内部に楕円形の平面のドームを架け、正面(ファサード)は凹凸に湾曲する。設計はボッロミーニ。

サン・カルロ・アッレ・クァットロ・フォンターネ聖堂の写真
写真:Nicholas Hartmann/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者ボッロミーニ
様式バロック
所在地ローマ
年17世紀
問われる点楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード
出題2019年 問3、2025年 問3

覚え方

楕円は2つある。楕円形のドームがサン・カルロ、楕円形の広場がサン・ピエトロ。

パンテオン(断面)ハギア・ソフィア(断面)フィレンツェ(断面)サン・ピエトロ(平面)サン・カルロ(平面)テンピエット(断面)上ほど薄い・頂部に天窓西東東西に半ドーム・南北にバットレス二重殻(内と外の2枚)の石積み楕円形の広場巨大ドーム+列柱の楕円の広場楕円楕円のドーム・波打つ正面円形の平面にドーム(小さな記念堂)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ正面の壁まで波打っている(凹凸の湾曲面や曲線のファサード)。ドームも円ではなく楕円。

サン・カルロ聖堂楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード
サン・ピエトロ大聖堂巨大なドームと、列柱が囲む楕円形の広場

本番ではこう出た

2回とも正しい記述として出た(2019年・2025年の問3)。「楕円形のドーム」「凹凸の湾曲面や曲線のファサード」「バロック」がそろっていれば正しい。

確かめる

「巨大なドームと、列柱が囲む楕円形の広場」はどれ?

ドームの名建築の見分け方

ドームは「どう支えるか・どんな形か」で見分ける。本番は、ある聖堂のドームの説明を別の聖堂の名前に付け替えてくる。

古代ローマ(2世紀)パンテオン
直径約43m。上ほど薄く、頂部に天窓
ビザンチン(537年)ハギア・ソフィア
ペンデンティブ。東西の半ドームと南北のバットレス
ルネサンス(15世紀)フィレンツェ大聖堂
直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積み
ルネサンス〜バロックサン・ピエトロ大聖堂
巨大ドームと、列柱が囲む楕円形の広場
バロック(17世紀)サン・カルロ聖堂楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード

ドームの見比べ

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出典:Wikipedia「サン・カルロ・アッレ・クアトロ・フォンターネ教会」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日