1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

本願寺 飛雲閣

本願寺飛雲閣は、京都の西本願寺の境内、池に面して建つ3層の楼閣(桃山時代)。左右対称を避けるように3層を中央からずらし、屋根や唐破風を複雑に配した。

本願寺 飛雲閣の写真
写真:Saigen Jiro/CC0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式楼閣
所在地京都府
年桃山時代
問われる点3層を中央からずらした非対称の楼閣
出題2024年 問2

覚え方

三層の楼閣は2つ。3層を中央からずらして非対称にしたのが飛雲閣、層ごとに様式を変えたのが金閣(上から禅宗様・和様・住宅風)。

金閣(室町時代)飛雲閣(桃山時代)住宅風和様禅宗様上へいくほど仏堂らしく中央中央からずらす(非対称)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ楼閣は重層、寝殿造は平屋。3層の飛雲閣が「平安時代の寝殿造」と書かれていたら、それだけで誤り。

本願寺飛雲閣3層を中央からずらした非対称の楼閣
鹿苑寺金閣上から禅宗様・和様・住宅風の三層の楼閣(室町時代)

本番ではこう出た

2024年の問2で、誤りの選択肢になった。3層の楼閣・中央からずらした非対称・唐破風までは正しく、最後の「平安時代に建てられた寝殿造りの建築物」の部分が誤り。

確かめる

「上から禅宗様・和様・住宅風の三層の楼閣(室町時代)」はどれ?

住まいの様式と代表作

日本の住まいの様式は、代表作とセットで出る。本番は様式名(寝殿造・書院造・数寄屋風)や時代を入れ替えてくる。

寝殿造(平安時代)東三条殿
丸柱・周囲に蔀戸・床は板敷き
書院造(室町時代)慈照寺東求堂同仁斎
現存最古の違い棚と付書院
書院造(1601年)光浄院客殿
『匠明』の主殿の図とほぼ同じ。武家住宅の標準形
数寄屋風書院(江戸時代)桂離宮新御殿
欄間・釘隠・引手などに技巧を凝らす
臨春閣
3棟。欄間に雅楽の楽器
楼閣(室町時代)鹿苑寺金閣
上から禅宗様・和様・住宅風の3層
楼閣(桃山時代)本願寺飛雲閣3層を中央からずらした非対称

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出典:Wikipedia「飛雲閣」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日