1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

鹿苑寺金閣

鹿苑寺金閣は、京都の鹿苑寺の舎利殿(室町時代)。最上層を禅宗様の仏堂風、中間層を和様の仏堂風、初層を住宅風にした三層の楼閣。設計は足利義満。

鹿苑寺金閣の写真
写真:Basile Morin/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者足利義満
様式三層の楼閣
所在地京都府
年室町時代
問われる点最上層 禅宗様・中層 和様・初層 住宅風
出題2020年 問2

覚え方

三層の楼閣は2つ。層ごとに様式を変えたのが金閣(上から禅宗様・和様・住宅風)、3層を中央からずらして非対称にしたのが飛雲閣。

金閣(室町時代)飛雲閣(桃山時代)住宅風和様禅宗様上へいくほど仏堂らしく中央中央からずらす(非対称)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ下から上へ、住宅風→和様→禅宗様。上へいくほど仏堂らしくなり、いちばん上は仏像を安置する禅宗様の仏堂。

鹿苑寺金閣最上層 禅宗様・中層 和様・初層 住宅風
本願寺飛雲閣3層を中央からずらした非対称の楼閣(桃山時代)

本番ではこう出た

2020年の問2に、正しい記述として出た(最上層を禅宗様仏堂風・中間層を和様仏堂風・初層を住宅風とした三層)。同じ問題の誤りは光浄院客殿で、桂離宮新御殿の説明が付けられていた。

確かめる

「3層を中央からずらした非対称の楼閣(桃山時代)」はどれ?

住まいの様式と代表作

日本の住まいの様式は、代表作とセットで出る。本番は様式名(寝殿造・書院造・数寄屋風)や時代を入れ替えてくる。

寝殿造(平安時代)東三条殿
丸柱・周囲に蔀戸・床は板敷き
書院造(室町時代)慈照寺東求堂同仁斎
現存最古の違い棚と付書院
書院造(1601年)光浄院客殿
『匠明』の主殿の図とほぼ同じ。武家住宅の標準形
数寄屋風書院(江戸時代)桂離宮新御殿
欄間・釘隠・引手などに技巧を凝らす
臨春閣
3棟。欄間に雅楽の楽器
楼閣(室町時代)鹿苑寺金閣上から禅宗様・和様・住宅風の3層
楼閣(桃山時代)本願寺飛雲閣
3層を中央からずらした非対称

豆知識

1950年に放火で焼失し、1955年に再建。三島由紀夫の小説『金閣寺』の題材。

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出典:Wikipedia「鹿苑寺」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日