1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

光浄院客殿

光浄院客殿は、滋賀の園城寺の子院の客殿(1601年)。桃山時代の書院造の形式を伝え、平面は『匠明』の「主殿の図」とほぼ同じ。当時の標準的な武家住宅の形。

光浄院客殿の模式図
模式図:試験で問われる構成を描いたもの(実際の図面ではありません)

基本データ

様式書院造
所在地滋賀県
年1601年
問われる点『匠明』の主殿の図とほぼ同じ、武家住宅の標準形
出題2020年 問2

覚え方

書院造の光浄院客殿は「標準形・お手本どおり」。欄間や釘隠に技巧を凝らした数寄屋風は桂離宮新御殿。

覚えるコツ『匠明』は江戸時代の木割書(設計の手本)。その主殿の図と同じ平面なので、光浄院は「教科書どおりの書院造」。

光浄院客殿『匠明』の主殿の図とほぼ同じ、武家住宅の標準形
桂離宮新御殿欄間・長押・建具・金具・釘隠・引手に技巧を凝らした数寄屋風

本番ではこう出た

2020年の問2で、誤りの選択肢になった。桂離宮新御殿の説明(欄間や長押、建具や金具、釘隠や引手に技巧を凝らした数寄屋風)に、光浄院客殿の名前が付いていた。

確かめる

「欄間・長押・建具・金具・釘隠・引手に技巧を凝らした数寄屋風」はどれ?

住まいの様式と代表作

日本の住まいの様式は、代表作とセットで出る。本番は様式名(寝殿造・書院造・数寄屋風)や時代を入れ替えてくる。

寝殿造(平安時代)東三条殿
丸柱・周囲に蔀戸・床は板敷き
書院造(室町時代)慈照寺東求堂同仁斎
現存最古の違い棚と付書院
書院造(1601年)光浄院客殿『匠明』の主殿の図とほぼ同じ。武家住宅の標準形
数寄屋風書院(江戸時代)桂離宮新御殿
欄間・釘隠・引手などに技巧を凝らす
臨春閣
3棟。欄間に雅楽の楽器
楼閣(室町時代)鹿苑寺金閣
上から禅宗様・和様・住宅風の3層
楼閣(桃山時代)本願寺飛雲閣
3層を中央からずらした非対称

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出典:Wikipedia「光浄院」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日