1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

慈照寺東求堂 同仁斎

慈照寺東求堂同仁斎は、京都の慈照寺(銀閣寺)の東求堂にある書斎。現存最古とされる違い棚と付書院をもつ、書院造の部屋。

慈照寺東求堂 同仁斎の写真
写真:No machine-readable author provided. Makimoto~commonswiki assumed (based on copyright claims)./CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式書院造
所在地京都府
年室町時代
問われる点現存最古の違い棚と付書院
出題2025年 問2

覚え方

住まいの様式は代表作とセットで。寝殿造=東三条殿、書院造=同仁斎・光浄院、数寄屋風書院=桂離宮新御殿・臨春閣、楼閣=金閣・飛雲閣。

覚えるコツ違い棚と付書院は書院造の決め手。その「現存最古」がここなので、同仁斎は書院造の原点。数寄屋造と書いてあったら誤り。

慈照寺東求堂同仁斎現存最古の違い棚と付書院
桂離宮新御殿欄間・釘隠・引手に技巧を凝らした数寄屋風書院

本番ではこう出た

2025年の問2で、誤りの選択肢になった。「現存最古の違い棚と付書院」までは正しく、「数寄屋造の例」の部分が誤り。本当は書院造。

確かめる

「欄間・釘隠・引手に技巧を凝らした数寄屋風書院」はどれ?

住まいの様式と代表作

日本の住まいの様式は、代表作とセットで出る。本番は様式名(寝殿造・書院造・数寄屋風)や時代を入れ替えてくる。

寝殿造(平安時代)東三条殿
丸柱・周囲に蔀戸・床は板敷き
書院造(室町時代)慈照寺東求堂同仁斎現存最古の違い棚と付書院
書院造(1601年)光浄院客殿
『匠明』の主殿の図とほぼ同じ。武家住宅の標準形
数寄屋風書院(江戸時代)桂離宮新御殿
欄間・釘隠・引手などに技巧を凝らす
臨春閣
3棟。欄間に雅楽の楽器
楼閣(室町時代)鹿苑寺金閣
上から禅宗様・和様・住宅風の3層
楼閣(桃山時代)本願寺飛雲閣
3層を中央からずらした非対称

豆知識

銀閣寺の東求堂にある四畳半の書斎。四畳半の部屋の始まりとも言われる。

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出典:Wikipedia「慈照寺」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日