1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

ウィーン郵便貯金局

ウィーン郵便貯金局は、ウィーンの郵便貯金局(1906年)。オットー・ワーグナーの代表作の一つで、合理主義・機能主義を重視した建築。設計はオットー・ワーグナー。

ウィーン郵便貯金局の写真
写真:Till Niermann/CC BY 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者オットー・ワーグナー
様式ウィーン分離派
所在地ウィーン
年1906年
問われる点合理主義・機能主義の先駆け。ガラス天井のホール
出題2015年 問3、2020年 問3

覚え方

ウィーン郵便貯金局はワーグナーの合理主義・機能主義。中世の手工芸に理想を求めたアーツ・アンド・クラフツ(モリス)とは逆の向き。

覚えるコツアーツ・アンド・クラフツは機械生産を否定した運動。郵便貯金局は逆に、機能と合理性を重んじた。2020年は、この2つを入れ替えたひっかけ。

ウィーン郵便貯金局合理主義・機能主義の先駆け。ガラス天井のホール
レッド・ハウスモリスの自邸。アーツ・アンド・クラフツ

本番ではこう出た

2回出ている。2015年の問3では正しい組合せ(オットー・ワーグナーの代表作)。2020年の問3では、アーツ・アンド・クラフツ運動(機械生産を否定し、中世の手工芸に理想を求めた)が背景だとする文で、誤りの選択肢になった。

確かめる

「モリスの自邸。アーツ・アンド・クラフツ」はどれ?

様式・運動と作品のセット

近代へ向かう運動は、代表作と1対1で出る。年の順に並べておくと混ざらない。

新古典主義(1824〜47年)大英博物館
ギリシア神殿風の正面とイオニア式
アーツ・アンド・クラフツ(1859年)レッド・ハウス
モリスの自邸。中世の手工芸に理想
アール・ヌーヴォー(1893年)タッセル邸
植物の茎や葉の、非対称の曲線
合理主義・機能主義(1906年)ウィーン郵便貯金局オットー・ワーグナー
表現主義(1921年)アインシュタイン塔
メンデルゾーン。相対性理論を確かめる天文台
デ・ステイル(1924年)シュレーダー邸
水平・垂直の線と面、三原色と無彩色
近代建築の五原則(1931年)サヴォア邸
ル・コルビュジエ

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出典:Wikipedia「ウィーン郵便貯金局」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日