1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

ハギア・ソフィア大聖堂

ハギア・ソフィアは、イスタンブールの大聖堂(537年)。ペンデンティブで巨大なドームを架け、バシリカ式と集中式を融合させた、ビザンチン様式の代表。設計はアンテミウス、イシドロス。

ハギア・ソフィア大聖堂の写真
写真:Arild Vågen/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者アンテミウス、イシドロス
様式ビザンチン
所在地イスタンブール
年537年
問われる点ペンデンティブで巨大ドーム。バシリカ式と集中式を融合
出題2016年 問3、2022年 問3、2025年 問3

覚え方

ドームは支え方と形で見分ける。上ほど薄いコンクリートと頂部の天窓がパンテオン、ペンデンティブと東西の半ドームがハギア・ソフィア、二重殻の石積みがフィレンツェ。

パンテオン(断面)ハギア・ソフィア(断面)フィレンツェ(断面)サン・ピエトロ(平面)サン・カルロ(平面)テンピエット(断面)上ほど薄い・頂部に天窓西東東西に半ドーム・南北にバットレス二重殻(内と外の2枚)の石積み楕円形の広場巨大ドーム+列柱の楕円の広場楕円楕円のドーム・波打つ正面円形の平面にドーム(小さな記念堂)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ中央のドームを、東西の2つの半ドームと、南北の4つの巨大なバットレス(控え壁)で支える。「半ドームとバットレス」と来たらハギア・ソフィア。

ハギア・ソフィアペンデンティブで巨大ドーム。バシリカ式と集中式を融合
フィレンツェ大聖堂直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積みドーム
パンテオン上ほど薄いコンクリートのドームと、頂部の天窓

本番ではこう出た

3回出ている。2016年と2025年の問3は正しい記述。2022年の問3では、ハギア・ソフィアの支え方(東西の2つの半ドームと南北の4つのバットレス)がフィレンツェ大聖堂の名前で出され、誤りの選択肢になった。

確かめる

「直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積みドーム」はどれ?

ドームの名建築の見分け方

ドームは「どう支えるか・どんな形か」で見分ける。本番は、ある聖堂のドームの説明を別の聖堂の名前に付け替えてくる。

古代ローマ(2世紀)パンテオン
直径約43m。上ほど薄く、頂部に天窓
ビザンチン(537年)ハギア・ソフィアペンデンティブ。東西の半ドームと南北のバットレス
ルネサンス(15世紀)フィレンツェ大聖堂
直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積み
ルネサンス〜バロックサン・ピエトロ大聖堂
巨大ドームと、列柱が囲む楕円形の広場
バロック(17世紀)サン・カルロ聖堂
楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード

豆知識

東ローマ帝国の大聖堂として建ち、オスマン帝国の時代にモスクへ。周りの尖塔(ミナレット)はモスクになってから足されたもの。

ドームの見比べ

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出典:Wikipedia「アヤソフィア」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日