1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

フィレンツェ大聖堂(サンタ・マリア・デル・フィオーレ)

フィレンツェ大聖堂は、フィレンツェの大聖堂。ブルネレスキが15世紀に架けた、直径約45mの二重殻(内と外の2枚の殻)の石積みのドームをもつ。設計はF.ブルネレスキ。

フィレンツェ大聖堂(サンタ・マリア・デル・フィオーレ)の写真
写真:Petar Milošević/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

設計者F.ブルネレスキ
様式ルネサンス
所在地フィレンツェ
年15世紀
問われる点直径約45mの二重殻の石積ドーム。ファサードはネオ・ゴシック
出題2016年 問3、2022年 問3

覚え方

ドームは支え方と形で見分ける。上ほど薄いコンクリートと頂部の天窓がパンテオン、ペンデンティブと東西の半ドームがハギア・ソフィア、二重殻の石積みがフィレンツェ。

パンテオン(断面)ハギア・ソフィア(断面)フィレンツェ(断面)サン・ピエトロ(平面)サン・カルロ(平面)テンピエット(断面)上ほど薄い・頂部に天窓西東東西に半ドーム・南北にバットレス二重殻(内と外の2枚)の石積み楕円形の広場巨大ドーム+列柱の楕円の広場楕円楕円のドーム・波打つ正面円形の平面にドーム(小さな記念堂)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツ時代が混ざった大聖堂。ドーム(クーポラ)とランターンは初期ルネサンス、正面(ファサード)はネオ・ゴシック。外装はピンクや緑の大理石の幾何学模様。

フィレンツェ大聖堂直径約45mの二重殻の石積ドーム。ファサードはネオ・ゴシック
ハギア・ソフィア東西の半ドームと南北のバットレスで支えるドーム
ピサ大聖堂ラテン十字形のロマネスク大聖堂。斜塔・洗礼堂と並ぶ

本番ではこう出た

2回、ひっかけの材料にされた。2016年の問3では、フィレンツェ大聖堂の説明(世界最大級の石積みドーム・大理石の幾何学模様・ネオ・ゴシックのファサード)がピサ大聖堂の名前で出された。2022年の問3では逆に、ハギア・ソフィアの説明(直径約31mのドームを東西の半ドームと南北のバットレスで支える)がフィレンツェの名前で出された。

確かめる

「東西の半ドームと南北のバットレスで支えるドーム」はどれ?

ドームの名建築の見分け方

ドームは「どう支えるか・どんな形か」で見分ける。本番は、ある聖堂のドームの説明を別の聖堂の名前に付け替えてくる。

古代ローマ(2世紀)パンテオン
直径約43m。上ほど薄く、頂部に天窓
ビザンチン(537年)ハギア・ソフィア
ペンデンティブ。東西の半ドームと南北のバットレス
ルネサンス(15世紀)フィレンツェ大聖堂直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積み
ルネサンス〜バロックサン・ピエトロ大聖堂
巨大ドームと、列柱が囲む楕円形の広場
バロック(17世紀)サン・カルロ聖堂
楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード

豆知識

ブルネレスキは木の仮枠を使わずにレンガを積み上げた。石積みのドームとしては今も世界最大。

ドームの見比べ

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出典:Wikipedia「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日