1級建築士スワイプ法規の解説試験に出る作品

一級建築士 学科(計画)|覚え方と見分け方

パンテオン

パンテオンは、古代ローマの神殿。レンガとコンクリートでつくった直径約43mのドームを架け、頂部の天窓から光を入れる。ドームは上へいくほど薄い。

パンテオンの写真
写真:NikonZ7II/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より縮小)

基本データ

様式古代ローマ
所在地ローマ
年2世紀
問われる点直径約43mのドーム。頂部の天窓から採光し、上ほど薄い
出題2017年 問3、2022年 問3、2025年 問3

覚え方

ドームは支え方と形で見分ける。上ほど薄いコンクリートと頂部の天窓がパンテオン、ペンデンティブと東西の半ドームがハギア・ソフィア、二重殻の石積みがフィレンツェ。

パンテオン(断面)ハギア・ソフィア(断面)フィレンツェ(断面)サン・ピエトロ(平面)サン・カルロ(平面)テンピエット(断面)上ほど薄い・頂部に天窓西東東西に半ドーム・南北にバットレス二重殻(内と外の2枚)の石積み楕円形の広場巨大ドーム+列柱の楕円の広場楕円楕円のドーム・波打つ正面円形の平面にドーム(小さな記念堂)
模式図(実際の配置図ではありません)

覚えるコツパンテオンは、もとはすべてのローマの神々を祀る「万神殿」。てっぺんの天窓はオクルス(ラテン語で「眼」)と呼ばれる。

パンテオン直径約43mのドーム。頂部の天窓から採光し、上ほど薄い
ハギア・ソフィアペンデンティブで架けた巨大ドーム。東西に半ドーム
パルテノン神殿古代ギリシア。ドリス式の円柱で、窓は無い

本番ではこう出た

3回出ている。2022年と2025年の問3は正しい記述(直径約43m・上方ほど薄い・頂部の天窓)。2017年の問3は年代順に並べる問題で、パンテオン(2世紀)がいちばん古い。

確かめる

「ペンデンティブで架けた巨大ドーム。東西に半ドーム」はどれ?

ドームの名建築の見分け方

ドームは「どう支えるか・どんな形か」で見分ける。本番は、ある聖堂のドームの説明を別の聖堂の名前に付け替えてくる。

古代ローマ(2世紀)パンテオン直径約43m。上ほど薄く、頂部に天窓
ビザンチン(537年)ハギア・ソフィア
ペンデンティブ。東西の半ドームと南北のバットレス
ルネサンス(15世紀)フィレンツェ大聖堂
直径約45mの二重殻(ダブルシェル)の石積み
ルネサンス〜バロックサン・ピエトロ大聖堂
巨大ドームと、列柱が囲む楕円形の広場
バロック(17世紀)サン・カルロ聖堂
楕円形のドームと、凹凸に湾曲するファサード

豆知識

床からドームの頂上までの高さも、直径と同じ約43m。巨大な球がすっぽり収まる形。頂上の天窓は「オクルス(眼)」。

ドームの見比べ

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出典:Wikipedia「パンテオン (ローマ)」、一級建築士試験の過去問。豆知識と覚え方は、出典の本文で確かめられたことだけを書いています。
更新:2026年10月24日